
「不確実」を「可能性」に。
Issue
ディープな技術の強さを、ワイドな社会とつながる共通言語へ
SaferData Lab Inc.は、MITでも長年研究されてきた「Probabilistic Computing」をコアに、研究開発を重ねてきたAIスタートアップ。高い専門性と独自の技術こそが大きな強みである。
一方で、事業としてより多くの人や企業との接点をつくっていくためには、その技術によってどんな未来をつくろうとしているのかを共有できる言葉や表現が必要になる。技術の価値を損なうことなく、その背景にある思想や可能性までをひらき、社内外の人々が共感できるブランドの共通言語をつくることを目的として、プロジェクトを開始した。
Creation
世界の見え方を変える、新しいレンズを。
多くのファクターが絡み合い、費用対効果が読みにくい”不確実性”あふれるマーケティングの世界で目指すのは、ひとつの正解を示すことではない。見えていなかった”可能性”を可視化し、人が自信を持って次の一歩を選べるようにすること。
かつて眼鏡が視界を広げ、望遠鏡が未知の星々を見せたように、「世界の見え方を変える、新しいレンズのような存在」となることを目指して、ブランドネームを Scioptic とした。

Invisibleを、Visibleへ。
ロゴマークは、不確実さを印象づける「確率」という概念の捉え方を変えることを意図し、「%」の二つの円と線を再構成。塗りつぶされた Invisible を左側に、見通すことのできるVisible を右側に配置し、その転換点となるSciopticのアイデンティティを表現した。

未知を探索するための、テクノロジーの風景。
Webデザインでは、ロゴデザインとも共通する「ドットと線」を基調に、Probabilistic Computingが扱う無数のデータや、その間に生まれるつながりをグラフィックとして構築した。
一方で、先進的なテクノロジーを無機質で遠いものにはしない。地球の上を歩き、自分の目で未知の景色を探していくような、落ち着きと手触りのあるアーシーなトーンを取り入れた。テクノロジーの精緻さと、人が世界を探索する感覚。その両方が共存するブランド体験を目指した。






